2019年10月8日火曜日

文学とは、ノーベル週間につき考えてみる

文学とは、ノーベル週間につき考えてみる。

ノーベル賞週間です。ここの所毎年のように日本人が受賞していて誇らしいです。一財団の運営によるものですが、世界の進歩に貢献したことを顕彰する世界で最も権威のある賞ですから。

毎年文学賞は村上春樹氏が必ず話題になります。また3年前は日系のイシグロ氏が受賞した。両親ともに日本人ですからDNA的には完全な日本人です。個人的には三人目の文学賞受賞者ということにしています。

文学は科学や経済のように目に見える貢献はないのですが、人類の生き方の模索という点において重要な役割を果たしていると思います。

個人が尊重される社会、そしてそれに基づいたライフスタイルの歴史は古くはありません。文学はそれを獲得し進化させることに大きく貢献して来ました。

また、世界規模で見るとそ個人が尊重される社会は先進国だけのものです。文学は発展途上の地域においても社会の進化を推し進める力になっていくと思います。経済の発展は重要ですが個人がそして社会が自由と個人の尊厳を求めなければ社会は変わりません。文学はこの部分をリードしていくのです。

こう考えると、2年前のポブディランの受賞は驚くには当たらないです。そして、村上春樹氏の受賞候補の話題はこれからもずっと秋の風物詩として続いていくのだろうなと思うのです。個人的は彼の小説は好きで全部読んでます。しかし、人類の、という視点で見ると村上春樹氏の小説は少し違う。ノーベル文学賞は小説家の優劣を測るものではありませんし。

村上氏のノーベル賞候補の話題と共に読書の秋が訪れる、日本の秋は文学なのです。

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