2020年2月29日土曜日

新コロナ、マスコミが生み出した目に見えないモンスター。

世の中は新コロナウイルス一色です。北海度では、外出さえ控えるよう知事から道民に呼びかけがありました。首相による学校の休校依頼と共に前代未聞の事態になってきました。

全て新コロナの感染を抑えるためのものです。しかし、ここまでやる必要があるのかと、多くの国民は思っているでしょう。しかし、新コロナの騒動を感染拡大防止を含めて収束させるにはこのような思い切った対策は必要だと思います。ここまでしなければ収まらないとも思います。
 
現状は、いたって平穏です。新コロナは、エボラウイルスでもないし、近世までのペスト菌ほどの脅威はありません。罹ってしまうとほぼ助からないという殺人ウイルスではありません。

ほとんどの人は新コロナウイルスと接触しても病気になりません。中国のデータでは、発熱し新コロナ感染が確認されても80%の人は軽症です。

中国でのコロナ感染者の死亡率は確か2%です。これは風邪が治らず発熱が続いて新コロナ感染が確認された患者さんを対象とした確率です。中国の統計ですから実際はもっと高いという考え方もあるようですが、自分では感染に気がつかずに治癒してしまった人も相当数いるはずですから、それらをを含めれば死亡率ははるかに低い可能性だって高いです。

しかし、いま日本国民は新コロナに翻弄されています。これは新しい恐怖だと思います。マスコミの作り出した目に見えない恐怖です。

毎日毎日クルーズ船の感染者の数をトップニュースで流し、国内の感染者が確認されれば臨時ニュースを流し、死者が出れば大騒ぎです。毎日このようなニュースを見せられれば誰でも不安になります。単純に感染者の増加のみを報道すれば国民に不安が広がるのは当然です。しかし、そんなに危険なのか?

政府は当初は穏便に対処する方針でした。しかし、加熱するマスコミの報道でこの方針が許されない状況になってきたように見えました。

きちんとデータを示して、日本の医療体制を持ってすれば新コロナは遅るに足りないという説明ができればよかったのでしょうが、それができる状況ではなくなっていました。新コロナによる死者が報道されれば、普通の肺炎によって毎年何万人ものご老人が亡くなっているという事実があったとしても、それを取るに足らないと言えるわけがありません。

実際、多くの国民は当初の政府の方針を支持していたと思います。しかしマスコミはそうでなかった。

無責任なコメンテーターがとにかく政府批判、安倍批判です。まったく何が問題か結局はわからなかったモリカケ、確かにミスはあったかもしれないけどたかだか宴会ごとの桜の会。一国の首相に宴会の明細で質疑応答させて何になるんです。ばからしい。その流れで、新コロナも政府批判の材料にした。

しかし、現在進行形のウイルスの拡散に関わる新コロナは、モリカケと桜の会とは違います。全国民の日々の健康と生命に関わることです。マスコミは政府にとっては不利になる情報を流し続け、政府批判を繰り返しているうちに新コロナは目に見えない実体のないモンスターになってしまった。

実体はないけれど、実際の国民の生活に影響を及ぼしているモンスターを打ち倒すためには思い切った手段が必要です。首相の学校休校の依頼はその意味もあると思っています。もちろん、新コロナの拡散防止が第一の目的であることは明らかですが、モンスターとなってしまった風評を封じ込める必要もあるのです

休校の依頼は、マスコミも、マスコミと共に政府批判だけをしている立憲民主党を中心として野党グループも予見しなかったでしょう。有効な一手だったとおもいます。

いま事態はまったく別の方向に動いています。政府によるモンスター封じ込め作戦は機能しています。この方針も野党とマスコミの批判にはさらされるでしょうがモンスターが消え去ればあとはコントロール可能なレベルのものだと思います。いつものことですから。

マスコミが世論を先導して作り上げた新コロナモンスターは、心理学者、社会学者、政治学者などの各分野の専門家によって徹底的に分析されるべきことだと思います。ことをここまでの事態にしてしまったマスコミを今後どう考えていくべきなのか、非常に重大な課題を残したのではないでしょうか。











2020年2月28日金曜日

自宅待機。3.11と異なるのはテレワーク。

新コロナの政府方針に沿う形で、僕の働く会社でも、在宅勤務が可能な社員は三月半ばまで出社を控えることになりました。

僕の業務は基本的に在宅勤務にあうので、既に週に一度はテレワークをしています。ですから二週間以上の会社に出社しなくても全く問題はありません。しかし、なんとなくあの3.11の自宅待機を連想してしまいました。

新コロナの被害は今のところ大惨事というほどではありません。亡くなられている方がいるので不謹慎な言い方かもしれませんが、高齢者の方にとっては普通の風邪も新コロナに劣らないほどの脅威なのです。肺炎は80代の高齢者の死因の第三位ですから、同時期に普通の風邪による肺炎で亡くなられている方はおそらく新コロナより何千倍も多いはずです。

しかし、この先どうなってしまうのか、この不安を抱えながら自宅待機している感覚が3.11日の際の出社できなかった時の心情に近いように思います。外出が憚られる不自由さ。日本経済が大打撃を受けてしまうかもしれないという不安。

新コロナへの感染自体は正直言ってあまり気にしていません。大丈夫だと思っています。風邪にかからなければよいのです。60年も生きてくるとどんな時に風邪にかかるかだいたいわかる。疲れているときです。その際に無理をしたり、体を冷やしてしまうと風邪をひいてしまう。ですから、疲れないように、体を冷やさないようにしています。在宅勤務は通勤がないので、疲れないという点においては優れた勤務体系です。

だから3.11当時の不安はこんなものではなかったはずです。9年も前のことなので記憶が薄れているのでしょう。

そして今回は仕事自体への不安もない。3.11と今回の自宅待機で決定的に違うのはテレワークです。3.11の際も僕はパソコンを持ちかえっていましたが会社が全面的に休みになりました。在宅での勤務は当時はあまり一般的ではありませんでしたし、セキュリティーの面からも推奨はされていませんでした。会社が導入を決めたのは確か2015年だったとおもいます。

テレワークが可能になったのは、ITの進歩のおかげです。通信とクラウドの技術の進歩には目を見張るものがあります。僕は素人ですからわからないのですがセキュリティーの技術もそれに伴って上がっているのでしょう。

クラウドの技術の進歩により物理的なデータの保管場所の制約が少なくなりました。どこにいても誰とでも同じファイルを共有できます。同時更新も可能です。一昔前は、こんなことは大金を払ってプログラムを作成してもらわなければ不可能でした。それが今はだれでも簡単にできるのです。

また、通信の進歩によって、パソコン経由での電話やパソコン画面の共有が飛躍的に改善されました。パソコン経由で会議をし、画面上に同じエクセルファイルを表示し、こちらと向こうでデータを入力したり変更し、それがそのままクラウドに保存されるのです。

IT技術はもう物理的なオフィスを必要としないレベルまで進歩してしまっています。あとはそれをどう使う側が認識するだけだと思います。今回の新コロナ騒動は若しかしたらそのきっかけになるかもしれません。こういう災難もITにとってはチャンスになってしまうのですね。





2020年2月16日日曜日

新コロナウィルス、何が問題なの?

ここ数日は暖かいですね。先週は寒かったですが今年は概ね暖冬で、そのおかげもあり今年はインフルエンザは流行していないようです。毎年インフルエンザの予防接種は受けていますが、それにもかかわらずインフルエンザに感染してしまうこともありました。この様子ですと、今年は大丈夫でしょう。

その代わり、今年は新コロナウィルスの話題で持ちきりです。しかし、僕は何が問題なのかよく分からない。

僕の理解は、新型だから基本的にみんな抗体を持っていない。だからこのウイルスが蔓延すると簡単に風邪のような症状になってしまうリスクがあり、初期の処置を誤ると肺炎になってしまう確率が高いから危ない、です。

僕は、初期対応を誤らなければ、容易に治癒する病気だと思っています。肺炎は恐ろしい病気で、毎年何万にもの高齢者の方が亡くなっています。65歳以上ですと、死因の三位か四位だったと思います。ですから肺炎になる前に直せば普通の風邪と変わらないはず。

しかし、マスコミの扱いはまるでエボラウイルスのようです。マクロで見れば、普通の風邪の肺炎の方が全然怖いのに。平均すれば、毎日数百人もの方が新コロナを原因としない肺炎で亡くなっています。中国だって、普通の風邪で毎日何万人も亡くなっていると思います。何といっても人口が多いですから。

新型ですから特効薬がまだ開発されていないという事実はあります。ウイルスとしてはインフルエンザの方が全然強いようですが特効薬があります。インフルエンザにかかっても、タミフルとかイナビルを服用すればすぐに熱は下がります。

新コロナは対応が確立されていませんから、その辺での不気味さはあります。しかしこの点については、風邪全般がそうとも言えます。風邪の特効薬はないと聞いたことがあります。そうすると新コロナの特効薬は期待できないのかな。

新コロナのリスクは、感染当初は風邪のような症状であるという点です。ふつう、風邪くらいだと少し無理して働いてしまう。そこで悪化させてしまうと確かに怖いかもしれない。

ですから、ここしばらくは、風邪のような症状を感じたら全力を挙げて回復を図るべきです。無理をせず、体を休める。会会社も休む。そして病院に行き、効きの良い薬を処方してもらう。風邪として治せば普通の風邪のはずです。国も自治体もマスコミも、毎日何人新コロナが発症したと騒ぐより、風邪を引いたら会社を休みましょうという啓蒙をした方がよいと思う。これも働き方改革です。健康でないとよい仕事はできませんし。

この大騒ぎの背景には何か別の意図があるような気がする。いくつかの可能性が報道されていますけど今の時点では何もわかりません。僕の会社の経営陣は、この機を出張費の削減に利用しています。我が家も何となく外出を控えています。いずれにせよ、この騒ぎも、桜が咲くころにはもう過去の話になっているでしょう。





日本の不幸、新コロナも政権批判の道具にされてしまう。

先週安倍首相が政府の新コロナウイルス対策をテレビを通じて国民に説明しました。僕の感想は可もなく不可もなくってところでした。もう少し早くこのような機械を持つべきではなかったかと思いますが準備が整わなかったのかもしれません。 そして、やはりというか、さっそく野党は批判のコメントを...