2019年11月30日土曜日

定年退職は幸せなんだろう。

僕は既に定年の60歳を過ぎ、雇用延長状態で働いています。その契約も残りあと一年数か月となりました。

企業は65歳までの雇用義務がありますが、公的年金受給のタイミングを雇用契約の満了としてもよいのです。僕の働いている会社はそこまでは無条件で延長、それ以降65歳までのオプションは会社が持っています。現状では会社がそのオプションを使うことは稀です。自分に使われることはまずないでしょう。ですから自分が働けるのは63歳の誕生日までです。

しかし、僕は、ほぼ確実に1年数か月後から始まる退職後生活のイメージがまったくつかめていません。それでブログを始めました。退職後生活全般についての考えをあらかじめまとめる為に僕はこのブログに日記を書いているのです。それで、今日は定年退職について考えました。

自分が42歳で左遷され関連会社への単身赴任を命じられたとき、転職すべきとも考えましたが、その自信もなく、辞令に従いました。しかし、定年まで17年以上もあったのです。果てしなく遠い。考えるだけで気が遠くなる思いがしました。それ以降、定年は僕にとって明確な目標でした。

実際は、左遷後の仕事は思ったよりもやりがいはあり充実したものでし、東京にも戻ることができました。そして、その目標は去年達成されたのでした。

終身雇用制度はもう過去の制度といわれることもありますし会社の倒産もあるわけですから、自分の望む会社で正社員として定年を迎えられることは必ずしも当たり前のことではないでしょう。

ですから自分は運がよかったし幸せなんだと思います。これを自分は正直に受け入れています。定年による退職をポジティブに捉えたほうがその後の人生もスムーズだろうと思いますし。

自分はまだまだ働けると考えている方たちには定年は迷惑な制度かもしれません。しかし、後進に道を譲る必要があります。自分たちより若い世代に仕事を譲らなければなりません。定年というのはそのためのものです。

僕は63歳で契約満了の予定です。法律上のことは別にしてもこの年齢での退職は適切だと考えています。自分の思考能力は劣化していないと思うのですが、集中力は低下していますし、体力の低下も感じます。

かつては9時から5時まで仕事に集中してもまだ2、3時間は仕事ができました。しかし、今はとても無理です。時間当たりの処理能力は40半ばの半分くらいに落ちているかもしれません。気が緩むともっと下がる。

新しいことに対する対応力も落ちています。会社のOSがWINDOWS10になり、TEAMSも使われるようになりました。知識の更新のスピードが速くて自分はついていくのがやっと。まだONE DRIVEもよく理解していないのに。

TEAMSが便利なのは理解できるのです。ONE DRIVEとSHARE POINTとTEAMSの関係も理解できます。でも使いこなせない。なぜ今までのアプリケーションではいけないかが理解できない。今までのやり方で問題ないと思ってしまう。

職場のシステム開発の担当者になったこともありコンピューターには詳しいはずだったのですが、気がつけば自分はもう最後尾です。

だから、自分は63歳が潮時であることを納得してます。老兵は死なず、ただ消え去るのみ。人にはこんなカッコいいセリフ決して言えませんが、自分ではそう思ってます。このマッカーサーの名言を思いながら会社を去る方は結構いるんじゃないかな。

しかし問題は、カッコつけて会社を去った後なのはわかってます。完全に消え去るわけじゃないですからね。ながーい退職後をどうするか、これに対する考えは全然まとまりません。

2019年11月24日日曜日

我が家は年金20万円で足りる、と思う。

大学を卒業して40年近く、会社から給料をもらい生活してきました。独身時代も結婚した当時の給料も、定年退職後再雇用で減額された今の給料より少なかったです。それでも生活はできた。

生活のための借金したことはありません。生活のレベルは収入に合わせてきたからです。これは当たり前のことです。みんなこうやって生活をしている。

最近話題になった2000万円足りないという計算は、月に20万円の公的年金を基に行われています。それで標準的な生活費の26万円には月に6万円足りないから、2000万円は個人の預貯金から補てんする必要があるという計算です。

月額20万円で足りないのでしょうか?多分、20万円の家庭はそれに合わせた生活をしていると思います。それぞれの家庭はそれぞれの年金収入に応じた生活をしているはずです。20万円の受給で26万円相当の生活を送るために毎月6万円ずつ貯金を取り崩しているような家庭は殆どないと思います。

今の年金受給世帯では、その倍以上も年金を受給している家庭も相当あります。夫婦が公務員だったならもっともらっているでしょう。企業年金に手厚い大企業退職者も年金は500万以上だと聞きます。だから今の年金受給世代で平均すれば月の生活費が20万円以上になっても不思議はないです。

でも、自分の場合は20万円あれば十分生活はできると思ってます。

まず、自分の趣味にはお金がかかっていない。本は好きですが図書館が自分の本棚代わりですし、加入しているテニスサークルも、市営の施設を使っているので会費は月に1500円です。たまに行くプールも市営で1回250円なのです。

バラも僕の少ない趣味の一つです。これもお金はかからない。バラの苗は高くても4000円くらいです。高いバラもすべて見切り価格で手に入れてます。それに、年に一つも買いません。

フランス料理も好きです。でもミシュランの星付きレストランは服装まで気にしなければならならないことを考えると自分には無理。普段着で問題ないカジュアルレストランのランチで十分です。これなら2000円で十分に満足できる。

ファミレスでも食事だって、毎日自宅で食事を作っていれば十分に楽しい外食になります。

旅行もしかり。お金をかけない旅行を計画するのが楽しいのです。

我が家の場合は、夫婦で月に20万円あれば十分に生活はできると想定しています。生活の工夫は必要でしょうが、20万円というのは工夫し甲斐がある金額だと思います。多分、これからの年金受給世代も同じように考えていると思います。

今の受給世代は恵まれすぎです。それを基準に考えても仕方がない。これからの世代は年金の金額は下がっていきますが、それと生活のクオリティーは別のものだと思います。

しかし、それだけでよいのかといえばそれはまた別の話です。想定されるリスクに備えるお金は必要ですし、何も家族に残さずにこの世を去るのは忍びないです。

そのための資産の運用は必要だと考えています。こういったことは公的年金がカバーすべきお金とは全く別の範疇です。これについては別の日記に今の考えを記録しておくつもりです。



2019年11月23日土曜日

正倉院宝物は国宝でないということを知る。

昨日は雨の中、東京国立博物館で開催中の正倉院後期展示を見てきました。雨の夕方にも関わらず結構な混雑でした。



11月1日に行った前期展示は、入場規制がかかっていて60分待ちでした。それと比べれば人では少なかったわけですが管内の混雑はそれ以上でした。雨でしたから入場規制をして観覧希望者を外に待たせるのは忍びないと考えたのでしょう。

東京での本格的な正倉院展は1981年以来の38年ぶりということです。次回が38年後と考えれば、もうこの世にいる可能性はほぼゼロでです。今回行かざるを得ない。最近は同じように考えることが多いです。もう2度と来ることはないだろうとか、目にすることはないだろうって。

同じように考えたシニアが多かったと見え、いつもの東京国立博物館の特別展に比べて高齢の方の比率が高かったですね。奈良では毎年秋に短期間の展示がありますが関西地区以外からとなるとそんな簡単にはいけません。高齢であればなおさらです。

正倉院といえば日本の宝。教科書にも載っている螺鈿紫檀五絃琵琶や水瓶それにペルシアングラスなどは一生に一度は見ておきたいです。

これらの展示物はさすがというか保存状態の良さだけでなくそれぞれの美しさが際立っていたように思います。特に螺鈿紫檀五絃琵琶は近年精巧に模造された復元品とその状態があまり変わらないと思えるほどの状態の良さです。驚きです。写真は復元品です。

しかし、正倉院宝物は国宝ではないのです。今回の特別展に足を運ぶまで、僕はこの事実を知りませんでした。宮内庁管理で皇室に伝わる宝物という扱いで正倉院宝物と呼ばれます。普段は宮内庁の元で管理されています。ですから普段の展示はなしなのです。

1200年以上前のものですからこれからもずっと伝えてほしいし、こういった出し惜しみも保管のことを考えたら致し方がないのでしょう。

書き物の状態の良さも驚きでした。そして文字も美しい。前期に展示されていた正倉院宝物帳の几帳面な楷書の漢字は本当に美しかったです。後期展示では聖武天皇の自筆による監視の写し「雑集」。藤原不比等の三女による経典の写しも展示されていました。こういった歴史上のビックネームの自筆が残っているというのは感動的であるし、また誇らしくもあります。

日本では幸いに紙の文化財が結構残っていて平安時代の歌人の自筆などはさりげなく国立博物館の通常展示などでも見ることができます。それですら驚きですが、其れよりも数百年も前の手書きの資料がはるかに良い状態で保管されているというのは驚異的でそれを見るだけでも足を運んだ価値が十分以上にありました。

僕が日本の美術品にひかれるようになったのは50歳過ぎくらいからでしょうか。退職後は、日本人が残してきたものをゆっくり見て回りたいと思っています。日本人とは何なのか、いかにして今の日本につながっているのか。こういうことを知りたいという気持ちは、年とともに強くなっています。博物館や美術館に通うのはこういった気持ちが強いからだと思っているのです。






2019年11月17日日曜日

サッカーTOTO 、一等当たるも配当は1577円だった件。

先日、楽天銀行から振り込みがあった旨のメールがありました。

全く心当たりがなかったのですけど支払いでなく振り込みですからすぐに確認しなかったのです。最近の楽天銀行はログインするたびに秘密のパスワードを求められるので面倒なんですよ。

それで先週確認してみたら、なんと、TOTOの配当が1577円。初めての当選です!!

どこかの週の三等でも当たったのかなと思って調べてみたら、なんと、一等です。一等で1577円? 配当にゼロが四つか五つ足りない、、。TOTO一等といったら、何百万、何千万が当たり前、場合によっては億なのに?
当たったのは、サッカーワールドカップアジア地区二次予選の投票でした。国によって実力が著しく異なる組み合わせが多かったので、高配当を狙わずに順当に勝ちそうな国を選んで投票していました。それで当たってしまいました。

二週間前の購入だったので配当予測がわからなかったから、、。配当予想を見て高配当を狙っていれば外れていたわけですが。うれしいけど、残念、、。

僕はここ6、7年、ほとんど毎週TOTOを購入しています。インターネットで最低単位の100円からクレジットカードを決済できるので購入がとっても簡単です。

そもそも、初めから当たるとは思っていない。でも、わずかながら期待が持てる。その、わくわく感をほぼ毎週100円か200円で買っているのです。

TOTOに投票しておくと数百万、数千万円のお金が振り込まれる可能性を手にできる。お金は全てではありませんが、心の中にわずかながらでも明るい光を持てるというか、希望というのは大げさなのですが、そんなものを持つことができるのです。

毎週買うことができる宝くじも、同じように夢というか希望というかそういうものを買うものですよね。でも、宝くじは番号は選べないし、普通は十枚以上買うから最低でも3000円は必要です。TOTOだったら、組み合わせは自己責任ですし、堂々と100円からネットで購入できます。コスパがすごくいいんです。

僕の場合は検討するのは面倒なので、決まった組み合わせで買います。浦和レッズのファンなので、レッヅの負け、もしくは引き分けをを選ぶことになった場合のみ、浦和勝利の組み合わせを追加します。ですから毎週のコストは100円か200円。

で、本当のTOTOに当たったらどうするか? それはあまり考えない。考えると老後の生活のために貯金する、という結論になるような気がする。これでは夢がない。つまらない。

ま、TOTOはスポーツ振興の財源になっていますから当たらなくってもいいんです。これからも細やかなかわくわく感とスポーツ応援のために買い続けると思います。


2019年11月16日土曜日

国民年金の金利、僕と息子と父、3世代の比較

年金理解のために国民年金の想定金利を計算してみました。

公的年金は金利という発想で運用されていないようです。インターネットで調べても見つかりません。それで、自分で計算してみようということになりました。

計算対象は、払込金額と受給額が分かりやすい国民年金といわれる老齢基礎年金を対象にしました。厚生年金は複雑そうなので簡単にはできそうもありません。


それでインターネットで情報を仕入れてエクセルでで計算してみました。61歳の僕の世代と、23歳の息子の世代、それから、もらい得、といわれている父の世代。父の世代は、計算しやすいので今80歳で満額受給されている方を例にとりました。僕の父は88歳です。

条件は

  1. 掛け金は過去分は実績、将来分は現行が続くという想定
  2. 受給額も過去分は実績、将来分は現行が続くという想定
  3. 僕の場合は24から、他は20歳から60歳の誕生日まで支払い。
  4. 需給期間は男性寿命の中央値83歳まで(平均は81、最頻は87です)。
  5. 年複利。利子への課税は無し。
  6. 受給開始後も残高に利息は発生

 この条件で計算すると、結果は以下のテーブルのようなりました。細かい間違いはあるかもしれませんがだいたいこんな感じだと思います。


僕のケース
息子のケース
80歳の方
払込金額(単位万)
513
780
245
払込年数
36
40
40
受取金額(単位万)
1330
1482
1893
受取金額から逆算した年利
3.1%
1.8%
9.3%
受取金額/払込金額
2.6
1.9
7.7

80歳の方の利率がやはり圧倒的によく、63年間にわたって年利9.3%複利で運用されるという結果になりました。驚いたのは、昔の掛け金の安さです。東京オリンピックのころの掛け金は月にたった100円です!!万博の年においてもいまの18分の一以下です。

僕の世代の想定金利は3.1%です。

インターネットで“年金 支払い損世代”で検索すると、“55歳以下はおさめ損”という2014年の記事が上位に来るのですが、何かの間違いであると思います。

僕たちの世代は、実際は83歳までに、掛け金の2,6倍を受け取れるという計算です。これは、お宝、といわれるバブルのころの個人年金と受給額だけを見ると遜色はないです。つまり、利率はとても良いということです。

息子の世代では、あくまで掛け金が増えず、受取が減らないという前提ですが、1.8%の金利です。受取額は1.9倍。今の銀行金利を考えると、抜群に良いことは間違いないですが、ほかの二つの世代とは大きく見劣りしますね。

しかし、受給額をだけを見ると、80歳の方の受給額は息子の世代の1.3倍弱にすぎません。受取金額だけ見れば3世代に大差はありません。

団塊の世代以上の方がもらい得というのは、その掛け金がすさまじく安かったことが理由です。いまの80歳の方の20代10年間での支払合計は、なんと一万九千円ほどです。息子の世代と比べるとわずか100分の一。

当時の掛け金では今の支給額は到底無理です。支給額を大幅に上げたタイミングで、政治的な判断で積立てが少なかった人たちを優遇してしまったのでしょうね。これは失政ですよ。積立てが少なかった世代には追加の徴収をするべきだったのでしょう。追加金額とその後の年金を選択制にすれば不満も出なかったのではないかと思うのですが。

しかし、これはもうどうしようもありません。これからできることは、今の世代の1.8%相当の運用を維持できるかどうかだと思います。しっかり運用すれば、できなくはない数字だと思います。死守してほしい数字です。





2019年11月10日日曜日

国民年金未納率は2%のようです。

僕は再来年から無職になり年金を受給予定の61歳です。退職後に向けて、シニアの現状や社会保険に対する理解を高めるためていろいろ調べてます。

僕の、というより、全国民が心配していることの一つが年金の存続だと思います。だから、マスコミによって多量の情報が流されていますね。破綻確実だとか、いや間違いなくなく存続するとか。

最近のコンセンサスは、破綻の可能性は低そうだけど給付年齢が上がり、給付額が下がるのは不可避、というところでしょうか。僕自身、マスコミの流すイメージでしか年金を理解していないので社会保険理解の一環で少し調べ始めました。

先ず驚いてしまったのは、国民年金の本当の未納率はたった2%でしかないという事実でした。

添付グラフは、厚生労働省年金局の令和元年6月の資料から抜粋したものです。ここからは未納率の大幅な改善も見て取れます。


未納率は3割、4割に上り国民年金は破たんの危機!!、ってマスコミは報道していませんでしたっけ?

この33割、4割って数字は、納付保留中の大学生や3号といわれる専業主婦を含んだ数字だそうです。確かに未納ですが、そもそも払う必要はない人たちです。その人たちを含んだ数字を信じて僕は不安になっていたのですね。何というか、だまされたような気分です。

確かに、未納率2%、年金破綻の危機、では迫力に欠けますが、こういう大事な情報の見出しはキャッチ―であるより正確性が求められるますよ。

一時はやたらに年金破たんを煽るような記事が多い時もありました。こういう記事も不安を煽りますよね。

日本人口の構成が少子高齢化であるのは周知の事実ですから、これを理由に不安を煽り未納率が3割だ4割だと報道すればみんな国民年金は破綻するかもしれないと思うのは当然のことです。

今はさすがに年金破綻を言うような記事は減ってきて、基本的に国民年金は破たんしないという国民的コンセンサスは得られているように思います。しかし、みなどこかで不安を抱えていると思います。

そうするとやっぱり財布のひもは固くなります。国民年金だけで生活するのは難しいですが、これくらいは心配なく受け取れると考えられれば、少しは日本国民の財布のひもは緩むかもしれない。国民の消費が景気に与える影響は大きいですからこの心理的な影響は大きいです。

また、未納2%の相当数はマスコミが煽った年金破綻説を信じて納付していない可能性もあります。年金はどうせ払われないんだから老後は生活保護で、と簡単に考えている人たちもいるそうです。

でも、年金の破綻より生活保護の予算の大幅削減の方がはるかに高い確率で起こると思います。そうしたら未納の人たちはどうするの?

マスコミの報道を鵜呑みにしてはいけないと言うことは分かっていたはずでしたが、年金についてはすっかりマスコミの情報に流されていました。

今はインターネットで様々な情報を得ることができますから大事なことはやはり自分でしっかり調べて考えをまとめておかなければいけませんね。これが今日の学び、というところでしょうか。







2019年11月9日土曜日

ネットで買ったパソコンを返品する

昨日アマゾンのタイムセールで購入したノートパソコンを返品しました。

このパソコンは低価格高性能で通常は二万六千円くらいで購入できるものです。それをタイムセールで四千円引きで購入。

書き込みは★五つも多いのですが、★一つも多い商品でした。使えればとってもお得、でも不良品の可能性も結構高い、購入はギャンブルでした。

やはり不安的中。購入一週間でキーボードの一部が効かなくなりました。一応サービスセンターへスカイプで電話してみたのですがその先は中国。尚且つ、つながりませんでした。

それでアマゾンで返品処理。この処理自体は簡単。梱包も、返品も覚悟の購入だったので送られてきた箱や緩衝材は捨てませんでしたから簡単でした。それを近所のセブンイレブンからヤマト運輸の着払いで送って完了。

僕にとっては家電品の返品は初めてです。電化製品は、スマートフォン五台、パソコン、プリンター各三台、カメラ、テレビ炊飯器各二台、電子レンジ、掃除機、洗濯機、ミニコンポ各一台とインターネットで購入してきましたが不良品が送られてきたことは一度もありませんでした。僕のネット販売に対する信頼度は高いです。

今回は中国製の超格安。はじめからリスクはわかってました。不満はまったくない。ですから今後も僕はネットでのショッピングは続けます。

サラリーマンにとって帰宅後にビールを飲みながら商品を選んで購入できるのはとっても簡単だし楽しくもあります。煩わしい定員に欲しくもない物を勧められることもない。とにかく、じっくりと時間をかけて選べるのはネットショッピングの最大のメリットだと思ってます。

しかし、衣料品のネット購入だけは躊躇しています。店員さんとやりとして購入するのは好きではないのですが、服は実際に見てみないとわかりません。また、自分は服を選ぶセンスがあまりないので他の人の意見を聞かないと何を買うか決められません。ですから直接お店で買います。

ネット購入の衣料品でもサイズが合わなければ返品と交換は可能です。妻は返品もいとわずにネットで衣料品を良く購入していています。しかし僕にはとても無理。

服もネットで買えたら、僕ももう少しファッショナブルになるんでしょうか。でももう60過ぎてますからファッショナブルも何もない。何着ても一緒かな。だったらネットで買っても同じ?試してみる?これが今日の日記の結論になりました。

2019年11月8日金曜日

チープカシオで出勤は止めて、という妻の苦言

15年間使い続けたシチズンの電波時計が遂に調子が悪くなってしまいました。動いているのですが、針の位置がずれるのです。

時間を刻む部分は多分問題ない。マニュアルに沿って針の位置を直せばしばらくは正確に時を知らせてくれます。しかし、やがて針の位置がずれてしまう。

15年も使いつづけると愛着はあります。しかし、電波時計で針の位置がずれてしまったらほとんど価値はないですね。

高級時計ではないですがチタンフレームで軽いし使い勝手はよかったです。どうにか退職までのあと一年半は使い続けたかったのですが、頻繁に時計の針がずれるようになったのでもう腕時計としては利用価値がなくなりました。

僕は時計にこだわりはありません。僕の隣の席のK氏が、電波時計の針の位置を直している僕を見て、「大変ですね。僕は機械式の時計しか使ったことがないから」と言ったときに、K氏が何を言いたかったか、それを理解するまでに十数秒もかかったほどです。でも僕は高級な機械式よりソーラー電波時計の方が道具としては優れていると思います。

であれば直ぐに同じようなソーラー電波時計を買えばいいんですよ。普通そうしますよ。でも僕はどうにか安く対応できないかと考えてしまうんです。

電波時計とは別に屋外運動用にチープカシオを持っています、それも機能別に二つ。アマゾンで、確か830円で購入したものです。別に山に登ったり海に潜ったりはしないのでGショックは必要ない。テニス程度の運動であれば。安くて軽く尚且つ性能も悪くないチープカシオで十分です。

それで、最近は830円のチープカシオで会社に行ってます。しかし、「それはちょっと恥ずかしい、自分の歳を考えて」、と妻から注意されてしまったのです。僕は全然恥ずかしくはないんですけどね。

それで昨日からネットで時計を調べているんです。グランドセイコーは高いですね。グランドセイコーってブランドは知っていましたが10万くらいで買えるんだと思ってました。30万円以上ですよ。それでもよく売れているみたいです。でも僕に高級すぎます。

イトヨーカドーのチノパンにワゴンのボタンダウンシャツを着て、当たり障りのないジャケットを羽織り、黒のバックパックとヨネックスのウォーキングシューズが定番の僕にはチープカシオで十分なような気します。

もしくは、スマートウォッチですね。中国製のものは3000円台くらいからあるしチープカシオより気が利いているかもしれない。

妻の年相応っていうのもわかるんだけど、時計にもお金をかけない主義はこれからも変わらないのだと思います。人間って、年をとってもそんなに賢くはならないし趣味や考え方も変わらないんです。これは最近ほんとに時計以外のことでも実感してます。



2019年11月7日木曜日

確定申告、なんでいまだに手書きなの?

昨日、確定申告の書類を会社指定の社会保険事務所に送りました。もう40回近くもこの書類を提出しているのですが、年一回のことですから、何回やっても慣れません。そして手続きに何の進歩もありません。入社以来、正確には38年間、ずーっと紙に手書きです。なんて頑固なんだろう。

今はインターネットの時代なのに。システム開発にはお金はかかりますから簡単ではないとしても、書類くらいはエクセルで作らせてほしいです。エクセルを使えたら十分の一くらいの時間で完了できると思いますに。間違いも大幅に減るでしょう。多くの人が同じように十一月の上旬にはこの作業で苦労しているのでしょう。この時間をもっと有意義なことに使えたら、、。

少し大げさですが国家的損失ですね。同じように時代にそぐわない手続きっていうのはまだまだ沢山あるんでしょうね。国は働き方改革というのなら、その一環としてこういう岩盤的に頑固な手続きの簡素化を本気で取り組むべきです。これこそ国が主体的にできる働き方改革じゃないですか。


確定申告書の場合、特に面倒なのは保険の控除を受ける書類の作成です。全部手書きですから。特に火災保険の会社名、どうにかしてほしい。東京海上日動火災保険、長すぎる。元の会社名をつなげただけじゃないですか。去年までの地震保険は、損保ジャパン日本興亜。ジャパンと日本は同じ意味じゃないの?せめて4文字以内に抑えてほしい、、。僕は字が下手なので社名のセンスのなさにまで不満を感じます。はっきり言って、苦痛です。

ま、これも残すところ来年の後一回ですからどうでもいいといえばどうでもよいですかね。年明けに行う他の控除の確定申告はインターネットで書類作成できますから。操作が容易とはとても言えませんが手書きで作ることを思えばまだましです。

個人的なことでは、生命保険と個人年金関係で、今回は内容には大きな変化がありました。自分の保険料の払い込みが二万三千円、控除枠に比べて少なすぎる、、。僕の保険支払いは今年の一月が最後だったのです。終身医療保険は昨年の8月に、個人年金は同9月に、そして終身保険が今年の1月に払い込みが終わりました。

確定申告の書類を作成する度に早く払い込みが終わらないかなと思ったものですがいざ終わってみると、不思議なことですが、何かさびしいですね。

保険と個人年金の負担は少なくないですから、払い込み終了はどう考えても家計的にはとってもプラスです。昨年四月から1年更新の契約社員になり給与も少なくなりましたので保険料を払わなくてよいのはとっても助かる。しかし、確定申告の際にほとんど何にもないっていうのは寂しいものです。なんというか、終わってしまったんだなという感傷でしょうか。

妻分はまだ保険料を払っているので、今回の書類は彼女の分の支払い証明書を使って控除の書類を作りました。彼女は専業主婦なので、これらの保険料も僕の稼ぎから支払わられているのですが、契約者が彼女でその保険の受取人が自分である旨を書類に書いていると、なんというか主客が逆転してような錯覚に陥りました。自分が専業夫になったような、、。

実際にはそんなことはないのですが、60を過ぎると今まで当たり前であったことがそうでなくなっていることに気づかされること多くなります。社会の中での自分の立場が60前とは違うってことは理屈では分かっているのですが、自分自身としてまだ納得しきれてない。まだまだ違和感を感じている。

で、確定申告の書類は、会社に持っていって記入方法について人事に確認してから同じオフィスビル内にある郵便ポストに投函しました。この何とも面倒な作業も、あと残すところ一回になりました。

2019年11月6日水曜日

自動車保険、妻の協力で7%の節約。

昨日、おとなの自動車保険を更新しました。これで四年連続かな?コンパクトカーの車両保険込みで37000円ほど。一日だいたい100円のコストです。高くはないと思います。

更新前に主たる運転者を僕から妻に変更しました。理由は年齢です。郵送されてきた継続見積もりを見ると昨年よりも高い。自動車保険が値上がりした話は聞いていないし、消費税アップ分を考慮してもやはり高い。少し考えて、理由は僕の年齢であることに気が付きました。僕は今61歳です。事故率は60を過ぎると徐々に上がっていくのでしょう。

それで、主たる運転者を妻の了解を得てまだ55歳である彼女に変更しました。その結果、保険料は7%弱下がりました。驚くほどは変わりませんでしたが登録内容を変更するだけで節約できるのですからやらない手はないです。実際、我が家の場合は、使用頻度に関しては妻の方が高いのですし。

それから更なる節約が可能か詳細を確認してみました。今の見積もりは保険対象別に細かく記されているので詳細まで納得して契約することができます。今回も、台風の被害に対する補償、盗難に対する補償は外せません。台風19号で感じた水害に対する恐怖はまだ生々しい記憶として残っています。窃盗も、国産コンパクトカーなので窃盗団に目を付けられるリスクは高くはありませんがこのご時世ですからわずかな掛け金をけちる必要もないでしょう。

詳細チェックし、結局去年と同じようにほぼフルカバーでの契約でよいという結論になりました。保険は使わないのが断然ベスト。だからコストの判断はむつかしいですが我が家の場合は走行距離は短い割には使用頻度は高いので一日100円程度で車両の保険も付くのなら高いとは思えません。

それに加えて個人賠償責任保険と自転車運転保険が付くのです。僕がおとなの自動車保険を選んだのはこの理由が大きいです。僕は通勤で駅まで毎日自転車を使うのでこの保険は絶対に必要です。個別でつけるよりも自動車保険など付帯したほうが安いですね。この二つの保障は運転免許を持たない息子もカバーされるので尚お得と思います。

最後に確認したのは自動ブレーキの割引の有無。これは対象外でした。うちの車はコンパクトカーでは安全機能がナンバーワン(昨年12月時点)なのですがこの割引を有効にするボタンがありません。



それで再度見積書を見てみるとそこに割引の説明がありました。自動ブレーキ割引は車のモデルが発売されてから3年間のみ有効なのです。うちの車は購入時ですでに四年経過していましたから対象外した。自動ブレーキの基準がまだないからでしょう。これが制定されれば基準に合致する車両はすべて割引の対象にと思います。

業界紙によると自動ブレーキによる追突事故の減少は顕著らしいです。それによって町の板金屋さんの仕事が脅かされているという事実もあるとか。ということは保険会社も現状の自動ブレーキ程度でも恩恵にあずかれるわけですからもう少し割引の基準を緩めてもよいのですよね。ま、今後に期待です。

ま、そんなこんなで、クレジットカードの一回払いで契約しました。直後にメールで契約確認が届き完了。

2019年11月4日月曜日

さよなら東京モーターショー

僕の会社は自動車部品メーカーです。先週の平日の午前中に東京モーターショーへ行ってきました。2021年3月退職予定の僕にとっては今回の開催は自動車関連業界人として来場できる最後の開催でした。ですから僕にとっては「さよなら、東京モーターショー」だったのです。

大学四年の秋に特に深く考えもせず、今も働いている自動車部品関連会社の面接を受け、そのまま61すぎまで働いてしまいました。その間、自動車産業は日本の基幹産業として日本の経済を牽引しつづけたのです。そして僕はそこで働くことによって生活の糧を得、また、老後に向けて、必要最低限ですが、貯えも築くことができました。自動車産業によって支えられた人生でした(まだ終わっていませんが)。本当に感謝しています。

僕が大学を卒業したころは銀行や保険、家電関係が人気があったかな。建築関係も僕には高嶺の花だった。しかしその後これらの業界を襲った大きな逆風はいまさら言うまでもありません。当時かなり地味だった自動車部品系の選択が結果として吉となるとは。幸運でした。そして多分、退職後は業界からは離れるしもうモーターショーへ来るとことないだろう、と少し感傷的な気分で電車で国際展示場駅に向かったのでした。

平日の午前中なのに結構な人出でした。混雑というほどではなかったですが、巷で言われている、その存在意義の低下、は人手を見る限り心配ないような気がしました。

会場に入ると感傷的な気分は一転華やいだ気分になりました。やはりモーターショーですね。一時よりはかなり減りましたが、コンパニオンの女性たちが車に手を添えて微笑んでいます。なんとなく気分ウキウキします。

かつてカメラ小僧といわれた、いまでは5,60代になってしまったファン(?)がコンパニオンたちを写真に収める姿もほほえましく足取り軽く各展示を見て回りました。

参加型のイベントも増えてましたね。平日だったのでどれも30分待ちくらいでしたから有給休暇を取ってきた方が正解だったかもしれないです。

さよなら、などとカッコをつけて来たもののモーターショーの雰囲気にすっかり流され、こんな感じだったら別に楽しいイベント感覚で次の開催に足を運んでも悪くはないのかなと意外に高揚した気分で帰路についたのでした。

先週末の報道によると最後の3連休を待たずに入場者は100万人を超えたようです。まずは、よかったですね。自動車業界ままだまだ健在です。

日本の不幸、新コロナも政権批判の道具にされてしまう。

先週安倍首相が政府の新コロナウイルス対策をテレビを通じて国民に説明しました。僕の感想は可もなく不可もなくってところでした。もう少し早くこのような機械を持つべきではなかったかと思いますが準備が整わなかったのかもしれません。 そして、やはりというか、さっそく野党は批判のコメントを...