2019年10月27日日曜日

趣味候補の釣りを始めてみる

退職後に趣味が必要なことは分かっています。候補はいくつもあるのですが最やってみたいことの一つが釣りです。

初心者にも敷居が低そうな釣りができる公園が近所にいくつかあるので、そこで試してみようと釣り座をを購入したのが二年前。ブルーギルの釣りが難しくないというのでブルーギル釣りセットなるものを上州屋で買ったのが昨年のGW直前。そしてついに今日、自宅から車で20分ほどの東京都北区の浮間公園へ行ってみました。

一人ではなかなか一歩目が踏み出せませんでした。マイペースで始めたかったので周りには相談しにくく、一人で全部調べるのも知らないことばかりです。釣り糸のつなぎ方、浮きを止める位置、エサのつけ方、全部わかりません。それで何もできなかったのです。

しかし昨日Yahooの記事で十一月でもブルーギルは釣れるということを知り、今日は全く何の用事もなかったので、一歩目を踏み出してみることにしました。

今日の目標は池に釣り餌を垂れること。釣れることはまったく想定していませんでしたが、一応エサは最も簡単に手きょうに入るごはんを用意していきました。以下が本日の釣りセット。




9時半ころ公園に到着。駐車料金は一時間200円。初めてなので一時間以内に帰ることにして池へ。さっぱりとしたいい池です。


思ったよりも空いていました。適当な場所を選んで他の釣り人に倣って策の内側に席を設けました。



それで、何事もなく。僕の両隣の方たちはブラックバス風の20~25cmくらいの魚を釣り上げていました。僕のYahooで購入した600円送料無料の釣り竿ではちょっときついかな。

50分くらいそんな状態で予定通り本日は終了。浮きはピクリともしませんでしたが実際に釣り人になってみるとその雰囲気なりがわかって楽しかったです。もう少し用具をそろえて今月中に再度トライをしたいと思います。


十月終わりの曇り空、ほぼ無風で快適な時間でした。こういう楽しみ方もありですね。






2019年10月26日土曜日

高齢者はお荷物、という記事

今週のYahoo Newの、「生産性の低い高齢者」は社会にとってお荷物なのか?、という記事に目が止まりました。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191022-00067668-gendaibiz-bus_all

インターネットでは多量にニュースが配信され続けています。後で読もうと思うとあっというまに多量な情報の中に埋没してしまう。ですから記事のタイトルも新聞の記事などよりよりキャッチ―でないと読まれません。この記事のタイトルも60代の自分には読まずにはいられないものでした。

内容は?がつくわけですから記事の内容はお荷物ではないというもので、このタイトルから後ろめたさを感じたシニアを安心させるような内容でした。簡単にまとめれば、日本は生産過剰だからもっぱら消費だけをする高齢者はありがたい存在であり生産性至上主義はけしからん、というものでした。

お荷物というのは表現的に過激ですが、現役世代が高齢者を支えているというのは一般的に共有されている考えだと思います。数人の若者がその何倍もの数の老人を背負っているイメージ図は僕もインターネットだけではなくテレビでも見たことがあります。これをどのような言葉に置き換えるはともかくも、高齢者はお荷物というのは残念ながら今の日本で共有されている一つの通念といわざるを得ないと思います。ですからこの記事のタイトルがキャッチ―だったわけです。

しかしこの記事で言われているように高齢者は消費を支えていることも事実であるのです。インターネットで検索してみると、来年度には家計支出の43.5%が高齢者層であると予想されています。
家計支出ですから、そのお金は高齢者自らが働いて得たお金か年金でしょう。年金はまだ破綻していませんから(将来的にも破綻しないと思っている。自分の理解のために調べるつもり。)、少なくとも今現在は高齢者の日々の生活が現役世代の過度の負担の上に成り立っているとは思えません。

平日のスーパーには殆ど高齢者しかいません。もし高齢者が半減したらどうなるか?多くの小売業が立ちいかなくなってしまうと思います。高齢者も立派な消費者であり日本経済の重要な部分を担っているのです。

その市場規模は2025年には100兆円を超えると予想されています。その中でも食費と娯楽に占める割合が高いですね。今でも娯楽に関してはシニア層はもう主役かもしれない。



今少子化が言われていますが、老人が減っても今の社会構造は維持できないです。日本の社会は支える側の現役世代と支えられるシニア層というような単純な構造ではありません。現役世代とシニアが支えあう社会、と考えたほうがより建設的な考え方だと思います。

シニアも社会の重要な構成メンバーですから、いろんな意味で社会からサポートされるというより社会に貢献するということを意識して生きていった方がよいのでしょうね。




2019年10月22日火曜日

日本が好きと言えるようになったのは40歳手前だった。

本日は即位礼正殿の儀です。で、僕は有給休暇を取得して休んでいます。僕の勤める会社は、労使(?)の取り決めで休日を増やすことができないので有給で休むよう指示があったのです。かつての自分だったら会社のこの指示にはかなり反発を感じたと思います。なぜ天皇制の維持のための儀式に自分が付き合う必要があるのかと。

しかし、今の自分は日本の将来を案じる愛国者です。少なくともそう思っています。万世一系といわれる天皇制も日本が誇れるものです。古墳から発掘された刀銘から、五世紀半ばの雄略天皇の存在は歴史研究的にほぼ確定している。こんな長い歴史を誇る国は他にありません。

僕が初めて「自分が日本が好きだ」と自分自身に言えるようになったのは40歳少し手前でした。サッカーW杯フランス大会のアジア第三代表をかけたジョホーバルでの対イラン戦で日本が勝利してW杯の初出場を決めたとき、自分は日本国民なのだということを強く実感しのでした。日本人でよかったと思えた瞬間でした。そして、スタジアムで歓喜しているサポーターと今テレビの前で感動している自分をつなぐものは同じ日本人であるという事実意外にはなかったのです。

それまでも五輪などで日の丸が上がれば誇らしくはあったのですが何処かでためらいがありました。個人差はありますが僕の世代ではそういった方たちは結構いるのではないかと思っています。これは当時の教育現場の影響が大きいのではないでしょうか。

いまでは学校のイベントでの国旗掲揚と国歌斉唱はあたりまえですが僕たちの頃はそうではありませんでした。僕は中学から高校まで国旗掲揚と国歌斉唱の経験はありません。

僕が公立学校時代を過ごした1964年から1977年までの公立学校における国旗掲揚と国歌斉唱の正確な記録はインターネットでは見つけられませんでした。唯一口コミサイトがあり、そこの書き込みをから推測するり実施校は半分くらいかな。もっと少なかった可能性もあります。当時の教育現場に力のあった日教組にとっては、日本のアジア侵略は日の丸のもとに行われたのであり、君が代は軍国主義教育の強制と抑圧の象徴であったのです。過半数の学校は日教組との不毛な対立を避けたと想像します。そして僕たちはそういう思想を持った先生たちに教えられていた。

今は日教組は弱体化したようです。また、より左翼的なグループは1989年に日教組の右化(?)を嫌って袂を分かったようです。そして法律も整い、一部の例外もありますが、ほぼ100%の学校で入学式と卒業式では日の丸の掲揚と国歌の斉唱が行われています。これに政治的な意味を感じる児童・生徒もほとんどいないでしょう。今の若者たちは、素直に日本が好きと言えているように見えるのはこういう環境もあると思います。これは間違いなく僕たちの時代よりも健全だ。だから、今の若者が作っていく将来の日本は今より素晴らしい国に違いないと僕は思うのです。




2019年10月20日日曜日

来週の金沢旅行をキャンセルする

来週に金沢と福井を旅行する予定でしたが先週木曜日にキャンセルしました。JR東日本の大人の休日俱楽部会員向けの北陸フリー切符でプランを立てていたので新幹線が動かないと話になりません。

まさか台風19号が有給を取得しての旅行に影響を与えるなんて思いもしませんでした。もちろんJRだって完全な想定外でしょう。もしそのリスクを認識していれば全車両を他の場所に退避させていたでしょう。昨日JRは25日からの80%の稼働率で北陸新幹線を再開することを発表しましたが、いずれにしてもそれでは間に合いませんでした。

旅行の準備は8月から始めました。はじめにホテルを予約。Yahoo Premium 会員になっていると結構お得な割引があります。

それからレンタカー。十分余裕があったので保険料がすべて込みのお得な車を手配できたんですけどね。

レストランは、ミシュランの星付きレストランを確認できるクラブミシュランというサイト経由で予約(入会月は無料で使えます)。人生で初のミシュランの星付きレストランも予約できました。コストもディナーで1人1万円以下。金沢のフレンチはとってもお得です。

最後に大人の休日俱楽部に入会。北陸フリー切符21000円が目当てでした。かがやきでの金沢ー大宮往復指定席券と金沢ー福井往復自由席券カバーできるので一人当たり1万円以上お得なのです。

せっかく準備したのに直前になってキャンセルというのは残念でした。しかし、旅行の楽しみの半分くらいは事前の準備にあったりします。各種チケットの手配や旅程を考えたるするのは楽しいものです。Google Map を使って予定を立てると半分旅行しているような気分にもなれます。事前の手配はまったくの無駄になったのですが、お金をかけずに半分楽しめたのなら結構お得だったのかもしれないです。

金沢にはまた来年予定を立てたいと思います。幸い、時間だけはたっぷりあるので。



2019年10月19日土曜日

インターネット利用率から見るシニアの世代交代


内閣府の資料から添付グラフを見つけました。面白いデータなので張り付けて今日の日記に記録します。




コメントは60-69歳の伸び率が最も高く70-79歳のグループがそれに次ぐとあります。これは同じ人たちのグループの利用率が上がったわけではありません。インターネットに興味がなかったシニアが徐々に利用率を上げていったわけではありません。世代が交代したのです。

赤の棒グラフは2010年の、青の棒グラフは2017年の利用率です。2010は約10年前、当時の60代は今の70代です。そして、今の60代は当時の50代でありWindow95を40代半ばで経験した人たちです。企業に勤めていれば中間管理職の年齢。コンピューターの操作は部下に任せてとは言っていられない立場でインターネットの利用が仕事では欠かせなくなった初めての中間管理職世代でしょう。その彼ら彼女らが今の60代のインターネット利用率を上げているのです。

10年前はあの「暴走老人」が話題になったころです。当時のシニア中心層のインターネット利用率は3分の1程度にすぎません。日常的に利用していた人たちはもっと少ないでしょう。彼らは今、80代です。インターネットの利用率は20%。

勿論、インターネットを利用していなかったから暴走老人になったわけではありません。しかし、この本が上市される前にこのような老人の実態を知っていた高齢者はどれだけいたでしょうか?もしこのような実態が共有されていたら何らかの自制が働いたかもしれません。

インターネットは情報へのアクセスという点においては革命的なものです。インターネットにはその世代全体の意見や雰囲気を大きく変える力があります。テレビと新聞だけが情報源の世代とインターネット世代では情報量だけでなくその考え方や意見まで全く違うと思います。これは結構言われていることですね。

今の60代のインターネット利用率は8割を超えているでしょう。ですから同じ60代といっても今の世代は10年前とは全然違うと思ってます。また60代といっても60歳と69歳ではインターネットへの依存率という点ではまたずいぶんと違うでしょう。世代交代により60代の利用は上りすぐに50台と同じレベルになるでしょう。

一口にシニアといってもその中で世代交代は起きているのです。かつての老人に対するイメージは新世代シニアが変えていくのだと思っています。幾つになったって自分たちは前の世代に代わる新世代であるのです。時代は自分たちで切り開くという気持ちを持って生きていきましょう。

2019年10月18日金曜日

最近のプロ野球ドラフトは清々しいな

昨日はプロ野球のドラフトでした。我が阪神タイガースは高校生としては最も有望と思える西投手の交渉権の獲得に成功しました。彼は期待が持てますね。

最近のドラフトは指名選手の表情が皆爽やかで見ていて気持ちがよいです。最も注目されていた佐々木投手はロッテで微妙な表情をしていましたが良い球団だと思いますよ。なんといっても二軍監督はあの元阪神の天才打者の今岡さんです。一軍の投手コーチも元大リーガーの吉井さんですし恵まれた環境だと思います。

最近でごねたのは巨人の菅野投手でした。間違いなくセリーグでナンバーワンの投手ですがあのごたごたのイメージがどうしても残ります。大リーグに行けばこれも活躍は間違いないと思うのですが巨人で選手生命を終えるような気がします。なにか巨人からの制約があるような気がするのです。

ドラフトの汚点となった江川投手も桑田投手も、引退後はプロ球団のコーチにすらなっていません。やはり正々堂々とドラフトでプロ入りするべきなのでしょう。

最近の若者がどの球団でもOKであるのは、パリーグの球団の努力があってのことです。パリーグの不遇の時代は長かったですがやはりパ球団の努力も足りなかったと思う。それがダイエーとオリックスの参入で変わりましたね。お金を使うようになりましたよ。それで今では、セリーグとパリーグの任期は甲乙つけがたいと思います。

また野球もグローバル化が進んでます。トップ選手が目指すのはもはや巨人のユニフォームではなく大リーグでの活躍です。だからどこがいいあそこは嫌だなどいう時間があったら夢の実現のために入団するのでしょうね。かつて江川投手が九州は遠いから行きたくないと言ったことを思い出しましたが隔世の感があります。

他にもドラフトが抵抗なく受け入れられるようになった理由はいくらでもあると思いますが、球団経営者とプロ野球機構の実力者の世代交代も大きな要因ではないかと思います。時代は変わっていく。その流れを見る目を持たないといくら日本人が野球好きといってもプロ野球が衰退してしまう。しかし、プロ野球はうまく時流に合わせてシステムを改善できていると思いますね。

プロ野球は厳しい世界ですが将来の夢に胸を膨らませている若者たちのキラキラした表情を見ていると僕はもう60を超えてしまいましたがまだ何かできるかもしれないと思えるのでした。いわゆる、元気をもらう、ってやすですね。ほんと、まだ頑張るぞ。




2019年10月17日木曜日

マクロな災害対策とミクロな自分の自己責任

僕の住んでいる町も台風19号の直撃を受けました。朝から大雨で我が家から一キロくらいの距離にある中規模の川から水があふれ出ることを覚悟しました。結果として堤防はどうにか持ちこたえ、国及び地方自治体による河川の管理に感謝し、自分には珍しく公務員を讃える気持ちになりました。

そして、 Yahoo newsで知ったのですが、自民党の二階幹事長は、災害は「まずまずに収まった」とコメントされました。僕も同意しました。しかし、一日たち二日たつと徐々に被害の全貌が明らかになり、なんと70名以上の方が命を落とされていたのです。本当に残念です。案の定、野党は二階氏を非難し、氏は自らのコメントを撤回することになります。

コメント自体はともかく、二階氏の考え方は間違っていないと思います。百年に一度級の大雨をもたらす台風が首都圏を直撃したのです。その台風の規模にもかかわらず、首都圏の機能が概ね維持されたことに関して今までの治水事業が成功したと評価するのは当然です。政治家はマクロに考えなくてはいけない。

一方でミクロな自分がいます。被災を免れたのは幸運によるものに過ぎません。マクロがうまくいってもミクロな自分が救われる保障はありません。それを前提に、自分の力で自分と家族を守らなければなりません。勿論それは非力ですがほかにやりようがありようがありません。食料を用意するとか、適切なタイミングでより安全な場所に非難するとか、これはもう自己責任といわざるを得ません。

災害に限らず、人生では大小様々なリスクとの対峙の連続です。それを自分の責任で回避しながらみな生きている。他人には責任転嫁できない、況や国におや、です。学生時代の試験や受験で失敗のリスク、社会に出ての失業のリスク、これらはすべて自分で負わねばなりません。国はセーフティーネットとして失業保険を用意していますがこれでは家族は養えません。国の補償は自助努力が基本です。法律による労働者保護も同様だと思います。

しかし、昨今は何かにつけて国に責任をとらせたがる風潮があるような気がするのです。退職後資金2000万円の件もそうですね。国に対する損害賠償も目に付きます。何かおかしいような気がします。日本人ってこうじゃなかったと思うんですけど。

日本は安全な国です。社会保障も行き届いている。個別の生活保護費(グロスの費用ではない)も欧米の倍以上だそうです。健康保険も充実している。後は本人次第。何もかも他人に責任転嫁していたら進歩はありません。

これは退職後の生活にも言えるかなのでしょう。年金生活者だって、その生活は自己責任です。年金が足りないと思ったら自分でどうにかするしかない。どうやって生きるかも自分次第。

台風の災害から年金生活の話になってしまいました。今は何を考えてもこのパターンなんです、今は隠居の畔ですから。

2019年10月14日月曜日

台風、地震、火災の保険は月平均3150円

土曜日の台風19号では浸水を覚悟しました。僕自身は巨大台風の直撃は初体験でしたが、関東はひと月前の15号で大きな被害を受けたばかりでした。

大小含めて台風は毎年いくつも関東に来ます。それ以外にも大雨の可能性もあります。また、東海沖の地震はいつかおきます。知られていない活断層が動くかもしれまん。日本は災害大国なのかもしれません。

その災害の被害のカバーは各自の責任で行うのは基本です。地震保険も含めて火災保険を更新したばかりなので請求書が手元にあります。計算してみると、月あたりのコストはに3150円でした。火災に加えて台風、水害、地震などもカバーされますから高いとは思えません。

火災保険は常識だと思っていましたが、先月の台風15号で大きな被害にあった千葉県では修復費用を補助すると聞きました。ということは火災保険に加入していない家屋がたくさんあるということなのでしょうか?

インターネットで調べてみると、某保険代理店のサイトに、水災補償ありの火災保険加入者は66%とありました。URLを張り付けておきます。営業用のサイトですから問題ないと思います。

https://kasai.insweb.co.jp/fire-insurence-kanyuritsu/

マンションの上層階の場合は台風や水災は必要ないかもしれません。持ち家比率は56%くらいらしいですから、単純に考えると15%前後の一戸建ての持ち主が台風や水害に対してリスクを取って保険に加入していないということになります。千葉県はそのリスクを取っている方たちに対して援助を行うわけです。少しおかしいような気もします。

ま、いろいろ事情があるでしょうし、僕は千葉県民ではありませんし、自分でできることは備えておきたいです。実際ほとんどの人はそうしています。そして、そのコストも大きく生活を圧迫するほどではありません。

僕は、割引があるので火災保険の部分は10年分、地震保険は5年分を一括で払いました。一括で払うと結構な金額にはなります。5年後にはもう完全な年金生活者になっているはずなのでそれ以降は年払いにするかもしれません。そのときの経済状況次第ですね。

火災保険の更新の際にはいくつか見積もりを取りました。自動車保険と同じ感覚でいたのですが、火災保険の場合は長期契約が多いからなのでしょう、対面による説明を求める会社が多かったです。ネットで自動車保険感覚で見積もりが見られるのはソニー損保だけでした。

個人の保険料は交渉で安くなったりするわけがないので対面での説明はお断りしました。郵送された見積もりに対して質問などをするとまた直接会って、ということになりそうなのであまり細かく検討せずにハウスメーカーが勧める保険に加入しました。

ソニー損保よりは若干高かったですが、家屋の修繕が必要な際は保険の手続きもハウスメーカー経由で出来るらしいですし大口顧客として保険会社と交渉してくださるでしょうから融通が利くかもしれません。新築の際には住宅金融公庫の融資を受ける際に公庫指定の保険に入らざるを得ませんが、それが切れた後には同じようにハウスメーカー経由の保険に加入される方が多いようです。

みんな考えることは同じですよね。何事も、ほとんどの人達は大丈夫なんですよ。そうでない人達に日本は振り回されすぎだと思います。これって弱者の救済とは少し違うと思うんですけどね、、。



2019年10月13日日曜日

堤防は氾濫危険水位超過で持ちこたえる

台風19号は昨夜の10時過ぎに我が家の住んでいる地域を去りました。しかし、午後9時代の大雨の影響で川の水位は氾濫危険水位を越えて上がり続け深夜には5mも越えたようです。しかし、台風も去り雨も止んだので、不安ではありましたが1時過ぎに就寝しました。朝起きてすぐに窓から外を確認。何事もなく安心しました。

気象庁は、数十年に一度、と発表していましたがこれはもう毎年聞いています。関東地区への数十年ぶりの巨大台風であったことは事実でしょうが、今後は毎年来てもおかしくない。来年からは、数十年に一度の巨大台風の19号と同規模の台風が、という発表になるのでしょうか。いずれにせよ、また巨大台風が関東を襲来しても驚くに当たらない。ですから今回の災害当事者初体験分かったことと教訓をまとめておきます。

今回分かったことは、

1. Yahooの情報は役に立つ。相当のアクセスにも耐えることができる。

Yahooは日本最大のポータルサイトですから相当アクセスが集中したと思います。しかし、ほぼ問題なく最新の情報を手にすることができました。雨雲予想に関してはさすが動きが鈍かったですけどね。

2. 僕が住む市の情報は全く役に立たない。災害対応の改善を求めざるを得ない。

市のサイトからはまったく最新情報が取れませんでした。ちょっと情けないです。

3. Twitterの情報も役に立つ。アカウントを取ることにする。

Twitterは役に立つとは聞いていましたが今回身を持ってそれを知ることができました。非常にローカルな情報を入手できます。また、発信することもできます。これは便利ですね。今日アカウントを取ることにします。

教訓は、

1. 食材等の購入が出遅れ。前日の夕方には水や調理不要の食材は売り切れていた。

妻によると、金曜日の夕方には水もパンも売り切れ、カップ麺もほとんど棚には残っていなかったそうです。平日の夕方に既に売り切れってことはシニアが買い占めているんでしょうか?

2. 備蓄の管理をしっかりする。水24ℓは全て賞味期限切れ。保存食も不十分。

水は2ケース、計24ℓを備えていたのですが金曜日の朝に確認してみると半年以上前に賞味期限切れでした。分かりやすいように期限表示を表にして保管していたのですが、、。保存食も乾パン3缶だけ。リストを作って定期的に見直す必要があります。

3. 養生テープくらいは普段から備えておく。

テレビで売り切れのニュースを見るまでテープに必要性には気が付きませんでした。あれば役に立ちそうです。

4. ハザードマップで我が家の危険度を確認しておく。

どの程度の浸水が予想されるのか事前に知っておいた方がよいです。自分では我が家は低い土地に位置していると思っていたので昨夜は床下浸水までは覚悟していました。しかし、Yahoo経由で確認した災害危険度は案外高くはなかった。実際はどうなのか?このくらいは知っておいた方がよいと思います。

とはいえ、今日は風は強いですが雲一つない晴天。なんとなく、のど元過ぎれば、という感じになりつつあることも事実です。

2019年10月12日土曜日

台風19号、もうダメか?堤防頑張れ!!

僕は埼玉在住なんですが、周囲の河川は決壊寸前です。あと3、4時間、堤防は持ちこたえられるのか?頑張れ堤防!!!

TwitterやYahooでほぼリアルタイムの状況を見ることができます。19号上陸前にここまで水位が上がるともう水位がいつ堤防を越えても不思議はありません。でも何もできません。水が来たら甘んじて浸水を受け入れざるを得ません。

願わくば、水位は車のホイールの位置を超えてほしくはありません。そこまでで収まれば、神様には感謝します。

テレビでは備えを、といいますがもう何もできません。今までは僕は常に災害の傍観者で、劇場的に災害をテレビで見るだけでした。しかし、今はいままでの自分の姿勢を反省せざるを得ません。見世物じゃない。

我が家の場合、幸い土砂崩れなどの心配はありませんから最悪でも二階に避難すれば生命の危機はないでしょう。我が家は数年前の鬼怒川決壊の際に持ちこたえたあの白い四角い家と同じハウスメーカーによるものなので家が壊れることもないと思います。

しかし、昭和33年の狩野川台風以来の浸水はもうそこまで来ている感じです。河川の堤防は当時よりもずっと高くなりましたが同時に周辺の地表はアスファルトとコンクリートで固められてしまいました。雨水の逃げ場がありません。

土の給水力は大したものです。我が家の庭は芝を貼っているのですが水の逃げ場がないのも関わらずこの大雨をすべて吸収しています。しコンクリートで覆った場合は雨水は側溝に流れていくしかないのです。

Yahoo天気によるとそろそろ台風が来ます。風も強くなります。Yahooでは我が家を脅かしている川の水位の確認もできます。ほんと、役に立つな、Yahoo!! それに比べて市のサイトは全くダメ。台風が去ったらクレーム殺到だと思います!!



予想降雨350mm越えの19号が来る!!

何回進路を確認しても、僕が住んでいる市は19号の直撃を受けます。気象庁の警報は慎重すぎる傾向があり、数十年に一度の台風という警告が出てもいざふたを開けてみると大したことがないという経験ばかりだったのですが、今回に限ってはやばいです。

昨日の夜にYahoo天気で12日の降雨予想量を計算してみたらなんと350mmです。これほどの雨は今まで経験したことはありません。昭和33年の狩野川台風以来の降雨が予想されているそうです。僕が生まれた年です。

母から僕の生家が一度だけ床下浸水に見舞われたことがあると聞いているのですが、それはおそらくこの狩野川台風でしょう。ネットで検索したらその当時の写真がありました。サイト主が転用OKというのでこの日記にも貼り付けます。
なんとボートで避難ですよ!!

この災害以来、市は治水に力を入れ、洪水の原因となった川に堤防を築き排水網を整備してきました。ついにその成果が問われる時が来ました。努力が報われることを祈ります。我が家にはボートは備え付けてありませんから。

しかし、緊張しています。台風でこんなに緊張したのは初めてです!!



2019年10月11日金曜日

東京五輪、食事付チケットは明日締め切り

東京オリンピックは、毎日身に行くつもりでした。しかし、チケットは思うように手に入りません。で、ホスピタリティパッケージ。あす12日が申し込みの締め切りです。

先着順から抽選に変わったというニュースを聞くまでこのチケットの存在を知りませんでした。最高額635万円!!女子体操の予選が最も安価で9万。ニュースではここまででした。それで東京オリンピックのサイトをチェック。

かなり高額ですね。水球などのマイナー競技でも10万を超えます。

基本的に対象はシニア層でしょうね。100万円前後の特別列車のツアーが売り切れになるほど日本のシニアには購買力がありです。五輪チケットに同額以上を投じようという富裕層シニアは相当いるのでしょう。だから先着順から抽選への変更です。倍率は結構高いと思います。

自分は富裕層ではありませんが、もし70代だったらいくつか申し込むと思います。それだけの価値があると思います。しかし今の自分には高いなあ。取りあえず一次抽選でチケットを一枚確保しているので、二次は価格の高くない予選を中心にチケット獲得を目指そうと考えています。




2019年10月8日火曜日

文学とは、ノーベル週間につき考えてみる

文学とは、ノーベル週間につき考えてみる。

ノーベル賞週間です。ここの所毎年のように日本人が受賞していて誇らしいです。一財団の運営によるものですが、世界の進歩に貢献したことを顕彰する世界で最も権威のある賞ですから。

毎年文学賞は村上春樹氏が必ず話題になります。また3年前は日系のイシグロ氏が受賞した。両親ともに日本人ですからDNA的には完全な日本人です。個人的には三人目の文学賞受賞者ということにしています。

文学は科学や経済のように目に見える貢献はないのですが、人類の生き方の模索という点において重要な役割を果たしていると思います。

個人が尊重される社会、そしてそれに基づいたライフスタイルの歴史は古くはありません。文学はそれを獲得し進化させることに大きく貢献して来ました。

また、世界規模で見るとそ個人が尊重される社会は先進国だけのものです。文学は発展途上の地域においても社会の進化を推し進める力になっていくと思います。経済の発展は重要ですが個人がそして社会が自由と個人の尊厳を求めなければ社会は変わりません。文学はこの部分をリードしていくのです。

こう考えると、2年前のポブディランの受賞は驚くには当たらないです。そして、村上春樹氏の受賞候補の話題はこれからもずっと秋の風物詩として続いていくのだろうなと思うのです。個人的は彼の小説は好きで全部読んでます。しかし、人類の、という視点で見ると村上春樹氏の小説は少し違う。ノーベル文学賞は小説家の優劣を測るものではありませんし。

村上氏のノーベル賞候補の話題と共に読書の秋が訪れる、日本の秋は文学なのです。

2019年10月6日日曜日

なぜ暇が苦痛なのか。

本日は何の用事もない日曜日でした。「蜜蜂と遠雷」という映画を見に行く予定を立てていましたが世界陸上のマラソンを見るために早起きしてしまいちょっと寝不足気味。妻が映画に行ったらきっと寝てしまうというのでこの予定はやめました。

何もしない休日は珍しいことではありません。しかし最近はこの何もしない休日が暇で仕方がありません。とても無駄なことをしているような気がしています。なぜなのか?それはおそらく、暇な休日が未来につながっていないからではないかと思うのです。

60までは何もない休日は忙しい平日に備えるための休養日だった。また、何もしないとは言っても自宅のソファに座って仕事の問題解決の策を練ったり、仕事に必要なスキルの獲得のために時間を使ったりしていました。例えば英会話とかですね。休日は仕事につながっていたのです。

60以降は周囲の期待値が格段に低くなった事実に伴って僕の仕事に対するコミットメントは下がり続けています。今は自宅で仕事のことを考えることはまったくありません。仕事に必要な勉強もしかり。給料をもらっている以上、会社にそれ相応の貢献をしようとは思います。でも、仕事への向上心はもうありません。休日の後には暇な平日が待っているだけです。休養なら、オフィスでできる。

このままでは20年、25年とこのような日が続いてしまう。そう考えるとなんというか焦りを感じてしまうのです。


2019年10月4日金曜日

バロック絵画がしみじみ良かった。

本日は早く仕事を切り上げて上野の国立西洋美術館に行きました。




会社は完全フレックス制なので月内で所定時間働けば基本的に労働時間は自由です。もう上司の目も評価も気にならないので最近はこの制度をフルに活用しています。

西洋美術館はホント久しぶりです。国立博物館は年に五、六回は行くのですけどね。

宗教的な絵画が多いルネッサンスとかバロック絵画はあまり馴染めず、西洋絵画あまり見てきませんでした。でも彫刻もありますし、たまにはロダンでも見ようかな思って訪れたのです。


しかしなぜか、今日はバロック絵画がしみじみ良かったです。宗教絵画にも見入ってしまいました。


年齢的なこともあるのでしょうか。見方が変わっように思います。平日で混雑しおらず、時間も十分にあったので一点一点をじっくり見ることができたのも良かったのでしょう。いやぁ、良かったです。新たな楽しみを見つけられたかもしれません。

美術館を出た時にはすっかり日も暮れていました。

日本の不幸、新コロナも政権批判の道具にされてしまう。

先週安倍首相が政府の新コロナウイルス対策をテレビを通じて国民に説明しました。僕の感想は可もなく不可もなくってところでした。もう少し早くこのような機械を持つべきではなかったかと思いますが準備が整わなかったのかもしれません。 そして、やはりというか、さっそく野党は批判のコメントを...