2019年11月7日木曜日

確定申告、なんでいまだに手書きなの?

昨日、確定申告の書類を会社指定の社会保険事務所に送りました。もう40回近くもこの書類を提出しているのですが、年一回のことですから、何回やっても慣れません。そして手続きに何の進歩もありません。入社以来、正確には38年間、ずーっと紙に手書きです。なんて頑固なんだろう。

今はインターネットの時代なのに。システム開発にはお金はかかりますから簡単ではないとしても、書類くらいはエクセルで作らせてほしいです。エクセルを使えたら十分の一くらいの時間で完了できると思いますに。間違いも大幅に減るでしょう。多くの人が同じように十一月の上旬にはこの作業で苦労しているのでしょう。この時間をもっと有意義なことに使えたら、、。

少し大げさですが国家的損失ですね。同じように時代にそぐわない手続きっていうのはまだまだ沢山あるんでしょうね。国は働き方改革というのなら、その一環としてこういう岩盤的に頑固な手続きの簡素化を本気で取り組むべきです。これこそ国が主体的にできる働き方改革じゃないですか。


確定申告書の場合、特に面倒なのは保険の控除を受ける書類の作成です。全部手書きですから。特に火災保険の会社名、どうにかしてほしい。東京海上日動火災保険、長すぎる。元の会社名をつなげただけじゃないですか。去年までの地震保険は、損保ジャパン日本興亜。ジャパンと日本は同じ意味じゃないの?せめて4文字以内に抑えてほしい、、。僕は字が下手なので社名のセンスのなさにまで不満を感じます。はっきり言って、苦痛です。

ま、これも残すところ来年の後一回ですからどうでもいいといえばどうでもよいですかね。年明けに行う他の控除の確定申告はインターネットで書類作成できますから。操作が容易とはとても言えませんが手書きで作ることを思えばまだましです。

個人的なことでは、生命保険と個人年金関係で、今回は内容には大きな変化がありました。自分の保険料の払い込みが二万三千円、控除枠に比べて少なすぎる、、。僕の保険支払いは今年の一月が最後だったのです。終身医療保険は昨年の8月に、個人年金は同9月に、そして終身保険が今年の1月に払い込みが終わりました。

確定申告の書類を作成する度に早く払い込みが終わらないかなと思ったものですがいざ終わってみると、不思議なことですが、何かさびしいですね。

保険と個人年金の負担は少なくないですから、払い込み終了はどう考えても家計的にはとってもプラスです。昨年四月から1年更新の契約社員になり給与も少なくなりましたので保険料を払わなくてよいのはとっても助かる。しかし、確定申告の際にほとんど何にもないっていうのは寂しいものです。なんというか、終わってしまったんだなという感傷でしょうか。

妻分はまだ保険料を払っているので、今回の書類は彼女の分の支払い証明書を使って控除の書類を作りました。彼女は専業主婦なので、これらの保険料も僕の稼ぎから支払わられているのですが、契約者が彼女でその保険の受取人が自分である旨を書類に書いていると、なんというか主客が逆転してような錯覚に陥りました。自分が専業夫になったような、、。

実際にはそんなことはないのですが、60を過ぎると今まで当たり前であったことがそうでなくなっていることに気づかされること多くなります。社会の中での自分の立場が60前とは違うってことは理屈では分かっているのですが、自分自身としてまだ納得しきれてない。まだまだ違和感を感じている。

で、確定申告の書類は、会社に持っていって記入方法について人事に確認してから同じオフィスビル内にある郵便ポストに投函しました。この何とも面倒な作業も、あと残すところ一回になりました。

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