2020年1月13日月曜日

認知症について。

僕の住む市で「認知症サポーター養成講座」というものが開かれるようなので参加を申し込みました。定員があり多数の場合は抽選とのことです。市から招待状がメールで届けば、平日の午後に開かれる講座ですが、半休を取って参加します。

僕がこの口座に興味を持ったのは二つの理由によります。

先ずは、昨日の日記に書いた、シニアはシニアがサポートするべきではないか、という考えに対する一つの具体的アクション、という理由。

そのサポーターというのがどういうものなのか今は全く分かりませんが、何らかの形で微力であっても自分が貢献できるのであれば検討してみたいです。

後期高齢者を前期高齢者が支援していければ、これからより深刻化していく高齢者問題を幾分か軽減できるのではないかと思うのです。若い人たちにはもっと生産的なことに関わってほしいから。まだ活発に動ける僕を含めて沢山のシニアがいるのですから、僕たちがあまり動けなくなったシニアをサポートしてくべきなのではないかと思うのです。

その具体的なアクションその一が「認知症サポーター養成講座」への応募。

二つ目は、自分自身にも認知症のリスクはあるわけですからそれに対する理解を深めたいという理由です。つまり、自分のため。

自分はまだ十分に体は動きますしスポーツも楽しんでいます。しかし、60を過ぎて衰えを感じることも事実です。やはりそうなると、健康に対する意識は高まります。年齢とともに体が劣化していくのは仕方がないことですが健康に暮らしたい、病気にはなりたくないというのはシニアの共通の願いでしょう。

そのあまたの病の中で最も恐ろしいには認知症ではないでしょうか。少なくとも僕にとって最も恐ろしいのは認知症です。自分が自分でなくなることなど想像もできません。

若年性の認知症というものもありますがそれは稀です。しかしシニアは高齢になればなるほどそのリスクは高まります。当面僕の年齢では発症率は2%程度ですが85歳を越えるともう二人に一人以上が認知症です。他人事ではないのです。

世界的に認知症の患者は増えていますからもちろん製薬会社はそこに大きなビジネスチャンスを見て薬の研究開発にしのぎを削っています。良い薬も開発されてはいるようです。しかしまだ特効薬はない。そもそも高齢になって脳の機能が弱ることが原因なのでしょうから薬で治るものであるのかもわかりません。

この講座への参加が、自分の認知症に対する理解を高める機会になることを期待しています。自分のためと書きましたが、妻や兄弟も一緒に年を取っていくわけで僕の知識は彼らの役にも立つでしょう。

これらの理由で市の講座に応募しました。市側もこの講座のことは結構宣伝しているので抽選漏れの可能性もあります。そしたら次回ですね。






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