ここ数日は暖かいですね。先週は寒かったですが今年は概ね暖冬で、そのおかげもあり今年はインフルエンザは流行していないようです。毎年インフルエンザの予防接種は受けていますが、それにもかかわらずインフルエンザに感染してしまうこともありました。この様子ですと、今年は大丈夫でしょう。
その代わり、今年は新コロナウィルスの話題で持ちきりです。しかし、僕は何が問題なのかよく分からない。
僕の理解は、新型だから基本的にみんな抗体を持っていない。だからこのウイルスが蔓延すると簡単に風邪のような症状になってしまうリスクがあり、初期の処置を誤ると肺炎になってしまう確率が高いから危ない、です。
僕は、初期対応を誤らなければ、容易に治癒する病気だと思っています。肺炎は恐ろしい病気で、毎年何万にもの高齢者の方が亡くなっています。65歳以上ですと、死因の三位か四位だったと思います。ですから肺炎になる前に直せば普通の風邪と変わらないはず。
しかし、マスコミの扱いはまるでエボラウイルスのようです。マクロで見れば、普通の風邪の肺炎の方が全然怖いのに。平均すれば、毎日数百人もの方が新コロナを原因としない肺炎で亡くなっています。中国だって、普通の風邪で毎日何万人も亡くなっていると思います。何といっても人口が多いですから。
新型ですから特効薬がまだ開発されていないという事実はあります。ウイルスとしてはインフルエンザの方が全然強いようですが特効薬があります。インフルエンザにかかっても、タミフルとかイナビルを服用すればすぐに熱は下がります。
新コロナは対応が確立されていませんから、その辺での不気味さはあります。しかしこの点については、風邪全般がそうとも言えます。風邪の特効薬はないと聞いたことがあります。そうすると新コロナの特効薬は期待できないのかな。
新コロナのリスクは、感染当初は風邪のような症状であるという点です。ふつう、風邪くらいだと少し無理して働いてしまう。そこで悪化させてしまうと確かに怖いかもしれない。
ですから、ここしばらくは、風邪のような症状を感じたら全力を挙げて回復を図るべきです。無理をせず、体を休める。会会社も休む。そして病院に行き、効きの良い薬を処方してもらう。風邪として治せば普通の風邪のはずです。国も自治体もマスコミも、毎日何人新コロナが発症したと騒ぐより、風邪を引いたら会社を休みましょうという啓蒙をした方がよいと思う。これも働き方改革です。健康でないとよい仕事はできませんし。
この大騒ぎの背景には何か別の意図があるような気がする。いくつかの可能性が報道されていますけど今の時点では何もわかりません。僕の会社の経営陣は、この機を出張費の削減に利用しています。我が家も何となく外出を控えています。いずれにせよ、この騒ぎも、桜が咲くころにはもう過去の話になっているでしょう。
2020年2月16日日曜日
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